【IOデータ】PLCアダプターの速度と、メリット・デメリット・おすすめ度

ネット環境の構築に欠かせないLANケーブルやWi-Fiですが、場所によっては配線出来ない・電波が届かないってこともあるかと思います。

そこでおすすめなのが、PLCアダプターです。今回は実際に使ってみての感想を、記事にしていきたいと思います。

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PLCとは?

まず基礎的な知識から。PLCとは、Power Line Communication(パワーラインコミュニケーション)の頭文字をとったものです。要するに、家の中を通っている電力線を使ってネットワークを構築します。なので、コンセント型のアダプターとなっています。

実際にテストしたPLCアダプター

今回使ったものは、IOデータ製のPLCアダプターです。マスター・子機のセットものです。

第三世代のPLCで、最大240Mbpsが出ると言うもの。Wi-Fiが届かないところにもつながると記載されています。

実際に使った結果

今回IOデータのPLCアダプターを使った訳ですが、以前はPanasonic製のものを使っていました。その時の速度は私の環境だと、25Mbpsほどしか出ておりませんでした。今回のIOデータ製は、30Mbpsほど。当初契約回線は100Mでしたが、その後、1G回線を契約。しかし、PLCアダプターの速度はほぼ変わらず。もちろん、ノイズフィルタータップを上のコンセントに差して使っていました。(注意:PLC自体にノイズフィルターを使うと速度が激減します。)

240Mbpsが出るという謳い文句ですが、実測値となると、私の環境では30Mbpsが限界であったという結果が出てしまいました。もちろん、動画やオンラインゲームはできるレベルなのですが、出来るのは出来るだけで、快適か?と問われたらそこそこ厳しい・ギリギリの通信環境かなってのが、率直な感想です。

PLCのメリット・デメリット

【メリット】
 ・Wi-Fiが届かない場所でも、コンセントがあればLANをつないで通信が出来る。
 ・無線と比較して速度が出ないが、無線より安定している。
 ・有線ケーブルをはわせるのが困難な場所で重宝する。
 ・接続が比較的簡単。

【デメリット】
 ・配電盤の状況によっては、通信できない。
 ・電力線を使うので、ノイズや家電稼働状況など、環境に左右されやすい。
 ・アダプターが高い。
 ・思ったより速度が出ない。(ゲーム・動画がギリギリ)
 ・コンセント周りを専有する。

ネットユーザーのレビュー

筆者
筆者

私と同じく、25~30Mbpsほどしか出ないという方が多い印象でした。

ですが、無線より安定しているという意見もあります。

まとめ

速度はあまりでない環境ながら、Wi-Fiでは絶望的・有線は景観が…という状況の中で、PLCのチョイスとしては間違っていなかったと思います。一長一短がやはりありますし、環境に左右されやすいので、一概に良い・悪いとは言えません。ですので、メリット・デメリットを踏まえた上で、どうするか?と言ったところでしょうか。

以上、参考になりましたら幸いです。

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