今回は、トステム(TOSTEM)の NCV オペラ 上げ下げ窓 3020 を修理してみたので、記事にしたいと思います。
なお、実際に修理される際は、自己責任にてお願いします。
開閉ラッチを修理
この上げ下げ窓は、下についている2つのラッチを押し込んで、引き上げる事で窓が開きます。しかし、このラッチが壊れてしまうと、まさに開かずの間となってしまうのです。今回はこの開閉ラッチを修理します。
まずは、開閉ラッチの左右に注目して下さい。すると、マイナスドライバーが丁度入るくらいの隙間が確認できます。
マイナスドライバーを差し込んで手前に引くと、カバーが外れます。そうすると、ネジが2つ見えるので、プラスドライバーなどで外しましょう。
外すと、窓側には2つの白い山が見えます。
ラッチ側の裏面はこうなっています。先程の窓側に付いている2つの白い山部分に、ノブが押し込まれる事でロックが解除される仕組みです。ですが、このノブが壊れやすいようで、ダメになると開閉が出来なくなるという感じで故障します。今回はこのノブを金属製の棚ダボに付け替えることで、破損しないように修理します。
棚ダボは、本棚とかでよく使われている物です。
棚ダボを本来ノブがあった場所に差し込むのですが、サイズが合わないと思います。私は、電動ドライバーのビットをマイナスの物に交換して、穴を広げる形で削り取りました。
穴は広げすぎると棚ダボがスポッと取れてしまうので、加減が必要です。差し込む穴が出来ましたら、可能ならプラor金属対応のボンドを少し塗って置くと、しっかりとしたノブに仕上がります。100均などで売っているもので良いでしょう。
完成したら、逆の手順で分解した箇所を戻して行きます。
修理が面倒・困難という方へ
実はこの開閉ラッチ、売っているんです。ただし、1個約1000円ほどしますので、お財布と相談して下さい。
モノタロウで売っています。こちらをクリック
あとがき
今回はトステム NCV オペラ 上げ下げ窓 3020 の開閉ラッチを修理してみました。
コメント