15XX系で使っていたCPUクーラーは現行(2023年)の17XX系に一応使えるのですが、バックプレートや取り付け金具が合わない場合がほとんどです。
今回は、特徴的なカラーリングでお馴染みのファンメーカーであるNoctuaのNH-U12Sを用いて、実際にキットを使って15XX→17XXにアップグレードして取り付けてみましたので、記載して行きます。
使用したキット
今回購入したキットは、NM-i17xx-MP78 chromax.black(LGA1700用)マウントキット です。
NH-U12Sはchromaxではなく通常のブラウンカラーなのですが、キットがこれしか見当たらなかった為にやむを得ずブラックカラーにしました。しかし、機能的には一緒ですし結果的にはマッチしたので良いと思います。
パッケージもシンプルでかっこよく、中のパーツもクッション材にはめ込まれる形で収まっていました。
取り付けてみた
それでは実際に順を追って取り付けて行きましょう。まずは、仮で付けていたリテールクーラーを外して、マザーボード背面からバックプレートを取り付けます。
そしてマザーボードの表に周り、青いプラスチックスペーサーと、サイドステーを付け、ネジ止めします。この時、コンデンサとのクリアランスも要チェック。
ネジで固定が出来ましたら、いよいよクーラー本体を付けていきます。グリスを塗ったあと、まずはフィン部分から。
そして、ファンを取り付けて、ピンコネクタから電源を取ります。
電源を入れて動作チェックをし、MSI centerでCPU温度を確認して完了ですね!
CPUは core i5 13400F で、室温27度のアイドル時で比較。リテールの時は53度くらいでしたが、NH-U12Sを取り付けてからは43度ほどと、約10度も下がりました!
あとがき
旧世代から13世代にパーツ交換をする過程で、このキットが必要になったわけですが、CPUクーラーはまだまだ使えますし、Noctua製品は決して安価ではないので今後もバリバリ活躍してほしいと思っていました。なので、こういったマウントキットが純正で出ているのは、とても良いことですね!
13世代のCPUはやや縦長になっておりますが、NH-U12Sはそれをカバーできる面積があったことも確認出来ました。
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